泌尿器系の病気をいち早く見つけよう
秋口にはおしっこが出ない、トイレに何度も行くなどのおしっこトラブルが増加傾向…
そこで、おしっこ検査(健康診断としての尿検査)を10月中、なんと無料で実施します!
ご希望の方は受付に「おしっこ検査の容器ください」とお申し付けください。
容器のお渡しと、採尿方法をご説明させていただきます。
尿をお持ちいただければ検査させていただきます。
※診察状況によりお待たせする場合がございます。
※結果に支障をきたす場合があるため、できるだけ新鮮な尿をお持ちください。
※来院された症状に対して必要に応じて実施する検査は対象外とさせていただきます。
※10月の休診日は15日(日)と24日(火)となりますのでご来院の際はご注意ください。
犬と猫の泌尿器疾患
泌尿器疾患、と言われても正直ピンときませんよね?
イメージしやすいものですと下記のようなものです。(他にもありますが)
・尿路結石
・膀胱炎
人間でもよくある(?)病気ですね!
動物にとっても比較的身近な病気で、共通してよくある症状として
・頻尿
・血尿
・トイレ以外の場所でのおしっこ
・おしっこの時に痛がる
というようなものがあります。
ちなみに最も怖い症状としては「おしっこが出ない」というものがあります。
炎症などに伴う出血等で尿道が閉塞(詰まる)してしまうことにより発生するのですが、この状態が長く続けば死に至ります。
急ぎ動物病院に行く必要がある状況です。
犬猫の泌尿器疾患の原因・予防
原因は細菌感染やストレス等本当に様々です。
例えば、猫ちゃんだと水をあまり飲まないので結石ができやすかったり、高齢の未去勢わんちゃんだとホルモンバランスの変化で泌尿器に異常が出たりします。
気を付けていても完全には防げない、というのが正直なところです。
とりあえず、尿が減る・出ない状況に気づけるように尿量をモニタリングするのは大事です。
最近は自動で計測してくれるトイレもあるようですね。
(個人的には併せて飲水量も把握することをお勧めします。)
色やにおいも比較的異常に気付きやすいかもしれません。
犬猫の泌尿器疾患の治療・価格について
治療については状況によりますが、投薬だけで済む場合と、手術等の処置を必要とする場合があります。
イメージしやすい部分でいうと、細菌が膀胱にはいって炎症を起こしているのであれば、抗生物質で治療できる場合もありますし、今現在尿道閉塞という状態であれば急いで閉塞を解消してやる必要があります。
内科治療だけで済む場合はともかく、手術が必要になった場合などは治療費も非常に高額になりがちです。
どの病気にも言えることですが、早期に病気を発見し治療する事が動物にもおサイフにも優しいということですね。
是非、今回の無料検査をきっかけとして定期的な尿検査を含む健康診断を心がけていただければ嬉しいなぁと思います。
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